(不動産業者の解説)フリーレントの仕組み 交渉可否、条件や注意点、デメリットは?

「フリーレント」という言葉を最近耳にしませんか?

フリーレントは「一定期間、家賃が無料になること」ですが、そうは言ってもなぜ無料なのか、何か隠されたデメリットや注意点がないか、勘ぐってしまいます。

もしできるなら、家賃が無料になる期間があることは消費者にとって嬉しいので、対象の物件や交渉術などを知りたいですね。

本記事では府中・東村山エリアを中心に不動産業を営む会社のスタッフとして、このような疑問を記事にします。

フリーレントの意味と仕組み

フリーレントとは

フリーレントとは、一定期間家賃が無料となることや、物件を指して使われます。

一般的にははじめの数カ月が無料になることが多く、多く見られるのははじめのひと月間が無料になることです。

引っ越しは、敷金・礼金・仲介料・家賃・引っ越し業者への料金・場合により家具家電など、初期費用が多くかかるものです。

初めの数カ月の家賃が無料になると、消費者にとってのメリットが多いように感じられます。

フリーレントの仕組み なぜ無料になる?

不動産業を営む側としてみれば、ご入居されるお客様がいない期間が長い程、機会損失が大きくなります。

お客様の呼び込みのため広告費等の費用をかけることもありますが、フリーレント期間を設けることも集客の一手段であり、かつお客様にもメリットが大きいWin-Winの手段ですね。

メリット(借りる側と貸す側)

借りる側のメリット

初期費用を抑えられる。

一般的に引っ越しの初期費用というと、下記のような費用がかかります。

■家賃1か月分
敷金、礼金、仲介手数料
■その他
前払い家賃(日割り)、鍵交換料(約2万円)、火災保険(約2万円)、保証会社(家賃0.5か月分)

貸す側のメリット

前述のとおり、物件の空き期間を短くできることが、不動産業者にとってのメリットです。

デメリット(借りる側と貸す側)

借りる側のデメリット

一定期間は住む必要が出てきます。

これは、故意に無料期間だけどお住まいになることを避けるためで、「短期解約違約金」を確認する必要があります。

貸す側のデメリット

無料にした期間の家賃分が機会損失するように見えますが、ご入居いただけるお客様と出会えるメリットの方が大きいと考え弊社でもフリーレント採用の物件があります。

フリーレント期間を設けるために交渉で可能か?

弊社内でも、物件により可否が変わります。

フリーレントにできる物件をお探しの方はどうぞお問い合わせください。

まとめ

消費者としては勘ぐりが多くなってしまう「フリーレント」ですが、不動産会社より正直にメリットデメリットを開設してきました。

フリーレント物件、初期費用を抑える方法などなど、物件の持つ会社の視点でアドバイスいたします。

どうぞお気軽にお問合せください!

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事務的なお仕事や、本サイトの運用などをお手伝いしています。
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